4.29(SUN)  小説のタイトルの付け方 &人マネする動物たち / mimicry of animals

私の次の小説は、講談社から6月20日に発売になることが決定しています。問題はタイトルです。私はこれまで40冊ほどの本を出版していますが、タイトルほどむずかしいものはないですね。そのうち、自分で決めたものは10冊しかないのです。
次作は、作者の私も納得して、「アレ探し15日間戦争」とほぼ決まっておりました。
が、反対意見多々で、見直すことに。私の判断ミスでした。
その件で先ほど(5月2日の深夜)、担当編集者から、「私の判断ミスで不愉快な思いをさせまして、申し訳ございませんでした」というメールがきました。
不愉快な思い? 判断ミス? それは編集者の責任ではないです。小説家と編集者というのは、ある意味で一心同体なのです。ですから、小説というのは、私にとって編集者との共同作業であり、共同責任の仕事であります。なんだか、若い彼に悪いことをしたような気がしています。
で、担当編集者と協議の結果、「グローイング・ジュニア」で決定です。
昭和36年の北海道の農村を舞台にしています。驚異的なIQ150の10才の悪ガキの、性に目覚める、ひと夏が作品の骨子です。友情、初恋、家族の軋轢、過疎、暴力など、今日に通じる問題を多角的に描いています。ありきたりな青春小説とか成長小説ではありません。
奇想天外な物語です。笑えます、泣けます。
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小説の命とは、価値とは、文章力よりも、ストーリーよりも、個性、オリジナリティだと思います。つまり人マネでは、二番煎じでは決して読者に受け入れてもらえないということです。それだけは、はっきりといえます。
プロの物書きをめざしているという若い方々によく会いますし、相談を受けますが、肝心なのは個性です。自分だけの文体、世界を持っていること、それが全てでして、テクニックとかではないのです。ほどほどに文章がうまいとか、ストーリーが面白いとか、何かに詳しいとか、それではプロにはなれないのです。もし、たまたまなれたとしても、プロとして長くは生きられないのではないでしょうか。そういう例をたくさん見てきました。
よって今回のテーマは「人マネ」です。なお画像の一部はworth1000様からの借用です。
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# by uchiyamayasuo | 2007-04-29 00:27 | 動物 | Trackback | Comments(0)